FC2ブログ



TOP > ARCHIVE - 2013/02




寄り添い一緒に歩みたい 
毎日新聞(2013.1.15)からの転載です。

-------------転載ここから------------

しっぽの気持ち:寄り添い、
一緒に歩みたい=渡辺眞子

毎日新聞 2013年01月15日 東京朝刊

お正月休みの朝、いつもの散歩ルートの途中で、
軽やかな風が頭上をすいっと通りすぎた。
目を凝らすと、薄緑色の小さな影が街路樹を
揺らせながら、枝から枝へと飛び移っている。
2羽のほっそりしたメジロが、戯れるように
愛らしい声で鳴いていた。野生の生き物たちや、
帰る家がない路上の猫たち、そして飼い主から
はぐれたままの被災ペットたちの上にも、
新しい年の光が等しく降り注いでいる。

帰宅してパソコンを開くと、各地の友人らから
たくさんのメッセージが届いていた。四角い画面の
向こう側にある世界で、それぞれが仕事や人間関係に
戸惑ったり、悩んだり、喜んだりしていた。
みんなが傷ついたり癒やされたり、落ち込んだり
立ち直ったりを繰り返しながら、同じ時代を
共有していた。

東北の復興がいまだ途上であることは、現地に立って
みれば痛いほどに実感する。おびただしい数の
生命が失われ、その痛みを抱えながら生きている
方たちがいるという現実がある。自宅に帰れるめどさえ
立たず、愛するペットと暮らせない人たちがいる。
家族と離ればなれになり、一時保護された施設で
過ごす犬や猫たちがいる。

そんな人たちを、そして動物たちを支える人々は、
特別な誰かではない。市井の個人が自由になる時間を
調整し、横のつながりをつくり、アイデアを駆使し、
行政と連携しと、さまざまな形で現場のニーズに
応えているのだ。

一人の知人は東京から仮設住宅に住む高齢者を
訪ねて回り、あるときは防寒下着、あるときは
野菜づくり用のビニールハウスを提供すべく、
メーリングリストを通じて必要額の寄付を募る
といった活動を続けている。他者への思いやりが
こもる草の根の活動は、厳しい現実に立ち向かう
被災者の活力となっている。

ひとつひとつの報告を読み進むうち、胸は熱いもので
満たされた。ふとベランダに目をやると、ツバキの
固いつぼみをつついていたメジロが、わたしの視線に
気づいて勢いよく飛び立った。

命ある者が懸命に生きる姿は、人間も動物も
変わりない。人は一人では生きられないし、
一人で幸せになんてなれない。被災した方々に
寄り添い、一緒に歩いてゆきたいと思う。(作家)

-------------転載ここまで------------

迷子探しています!
←サイドバーの迷子たちを見てください!

↓震災迷子 ↓震災復興支援クリック募金(スポンサー負担)
東北地震犬猫レスキュー.com 「東北関東大震災」支援クリック募金  JWordクリック募金

ホスピタリティクリック募金 PSC.png banner_cb.jpg

↓ブログ村、ブログランキングに参加してます!
ブログ村2  br_decobanner_20110402151941.gif 
にほんブログ村   ブログランキングへ


いつもご訪問、コメントありがとうございます。
コメント欄をいつも閉じていて、本当にすみません。

↓ブログ村に参加してます!
よろしければ、ポチッと押していただけると
とってもうれしいです(^^♪

ブログ村2
にほんブログ村 猫ブログ

norumaenibanban_2018010221194141b.pngnorumaenibanban2.png

迷子さん ←サイドバーの迷子の子もぜひ見てください。

1日1回クリックしてね。 
震災復興/豪雨災害クリック募金

PSC.png PSC.png 西日本豪雨 北海道胆振頭部地震 

THEME | GENRE ペット |
被災ペット | トラックバック: 0 | コメント : 1 - | コメントを書く | Top▲

COMMENT LIST

【管理人のみ閲覧できます】 by -